看護師が、ひめゆり学徒隊から学ぶべきこと

木曜日, 1月 9th, 2014 at 6:45 PM

第二次世界大戦時の看護師と考えたとき、「ひめゆり学徒隊」を思い浮かべる方々も多いのではないでしょうか。沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校で構成された組織部隊で、それぞれの学校が発行していた広報誌「乙姫」と「白百合」から「姫百合」と名称になったようです。


ひめゆり学徒隊と現代の看護師

米軍の沖縄上陸を前に沖縄陸軍病院に看護要員として導入されたひめゆり部隊ですが、正規の看護師ではなく一学生でしかない彼女たちが、戦争で傷ついた兵士たちの治療に当たったとき、自分自身のふがいなさに嘆いたことは、さぞ多かっただろうと思われます。ひめゆり部隊が陸軍病院へ動員された頃はすでに敗戦が色濃くなっていた1945年ごろ、医療薬品だけではなく、食料も衣料品も配給が激減し、患者たちの体に蛆虫が湧くような不衛生な環境下で、それでも傷つきうめき声を上げる負傷兵を前に、うろたえることなく賢明な看護を続けた姿を想像するだけで心を打たれるものがあります。環境こそ違えど現在の看護師たちもまた、治療がおよばず亡くなった患者たちを前にふがいなさを感じることもあるのではないでしょうか。それでも看護という仕事を続ける看護師たちへ、患者となったときには笑顔で接したいものですね。

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